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浮気している夫の特徴は?浮気が発覚したらとるべき行動と選択肢を解説!

「最近、夫の様子がおかしい…もしかして浮気してる?」
このような状況で、どうすればよいかお悩みの方も多いのではないでしょうか。

夫の浮気を疑ったら、まずは夫をよく観察し、「浮気の兆候」を見逃さないことが大切です。そのうえで適切に行動し、これから夫婦関係をどうしていくか考える必要があります。

そこでこのコラムでは、浮気している夫の特徴に加え、夫を問い詰める前にすべきことや、浮気が発覚した場合の選択肢について解説します。
適切な行動をとるためにも、ぜひ最後までご覧ください。

この記事を読んでわかること

  1. 浮気している夫の特徴・兆候
  2. 夫の浮気を問い詰める前にすべきこと
  3. 夫の浮気が発覚したときの対処法

浮気している夫の特徴・兆候

夫が浮気をしている場合、行動や発言、身だしなみなどに兆候が現れることがあります。
たとえば、以下のような変化がある場合、浮気している可能性があるかもしれません。

<浮気している夫の特徴>

  • 休日に一人で外出・外泊することが増えた
  • 帰りの遅い日が増えた
  • スマホ・携帯電話の扱い方が変わった
  • お金の使い方が変わった
  • 服装が変わった
  • 趣味が変わった
  • 連絡頻度が変わった
  • あなたへの態度が変わった
  • SNSの使用方法・使用頻度が変わった

ほかにも、浮気している夫の特徴にはさまざまなものがあります。
「もしかして、夫が浮気しているかも…」と感じたら、以下の「浮気度チェックリスト」を使って浮気指数を調べてみてください。

※「浮気度チェックリスト」は浮気をしている人の傾向の一部を取り上げ独自に作成したものであり、浮気の有無を証明するものではありません。

夫の浮気を問い詰める前にすべき「証拠集め」

夫が浮気している可能性が高いとしても、突然夫を問い詰めるのは避けるべきです。まずは、浮気の証拠を集めましょう。

証拠がない状態で突然夫を問い詰めてしまうと、本当に浮気している場合には証拠を隠されてしまい、それ以上浮気を追及できなくなるおそれがあります。また、もし浮気していなければ、夫婦関係が悪化するかもしれません。

証拠を集めておくことで、以下のようなメリットもあります。

<証拠を集めておくメリット>

  • 夫や浮気相手が言い逃れできなくなる
  • 不貞行為があった場合、慰謝料請求できる可能性が高まる
  • 浮気が原因で離婚する場合、話合いを有利に進められる可能性が高まる

証拠の例や集め方、集めるときのポイントについては、以下で詳しく解説します。

証拠となるものの例

浮気の証拠となるのは、「夫と浮気相手の関係がわかるもの」です。具体的には、以下のようなものが浮気の証拠になり得ます。

  • メール・SNS(LINE・Facebookなど)のやり取り
  • 写真・動画
  • 録音データ
  • 領収書・クレジットカードの利用明細
  • 電話の通話録音
  • カーナビの履歴
  • 調査会社の報告書

なお、浮気を理由に慰謝料を請求する場合、「不貞行為(肉体関係)があったと推測できる」証拠を集めなければなりません。

詳しくは、以下のページでも解説していますので、参考にしてみてください。

証拠の集め方とポイント

自分で証拠を集める場合、複数の種類の証拠をある程度の期間にわたって集めておきましょう。
これは、1つ1つは有効性の低い証拠でも、複数の証拠を組み合わせることで浮気の事実を明らかにできる場合があるためです。

ただし、データの捏造や偽造、盗聴・盗撮・住居への侵入など違法性を疑われる方法での収集をしてしまうと、あなたが罪に問われてしまうおそれもあるため注意しましょう。

自分で証拠を集めるのが難しい場合には、探偵や興信所などの調査会社に依頼してもよいでしょう。
調査会社は探偵業法という法律に則って調査を行っているため、証拠が確保できれば、信用性が高い証拠として役立つはずです。

一方で、調査会社による調査は費用が高額になることがあるため、事前によく確認する必要があります。

夫の浮気が発覚したときの2つの選択肢

夫の浮気が発覚しても、夫婦関係を壊さないために「何もしない」という方もいらっしゃるかもしれません。しかし、夫が浮気を続けたり、何度も浮気を繰り返したりするおそれもあります。

あなたの負った精神的苦痛に対して責任を取らせるためにも、夫の浮気が確実なのであれば、以下のような選択肢をとることも検討するとよいでしょう。

  1. 浮気相手へ慰謝料請求し夫婦関係の修復を目指す
  2. 夫と浮気相手の両者へ慰謝料請求し離婚する

それぞれ詳しく解説します。

①浮気相手へ慰謝料請求し夫婦関係の修復を目指す

浮気したことをきちんと反省してもらい、夫婦関係を修復したいのであれば、夫の浮気相手に対して慰謝料請求するとよいでしょう。

慰謝料請求を通してあなたの怒りや悔しさを伝えれば、夫や浮気相手に事の重大さを理解させ、責任を取らせることができます。

また、浮気の再発を防ぐため、慰謝料を請求する際に浮気相手が夫に二度と会わないよう「接触禁止」を約束させることも有効です。
違反した場合のペナルティを設定しておけば、浮気相手が約束を守る可能性が高まるため、より安心して夫婦関係の修復を目指せます。

なお、離婚しない場合に請求できる慰謝料の裁判上の相場は、およそ数十万円~100万円程度とされています。

②夫と浮気相手の両者へ慰謝料請求し離婚する

夫の浮気を理由に離婚を考えているのであれば、浮気相手だけでなく夫への慰謝料請求を検討してもよいでしょう。
浮気が原因で離婚する場合の慰謝料の相場はおよそ100万円~300万円程度とされており、事情によってはさらに高額になるケースもあります。

夫と浮気相手のどちらか一方、または、夫と浮気相手の両者への慰謝料請求が考えられ、誰に請求するかはあなたが自由に決められます。ただし、両者に慰謝料を請求する場合、慰謝料の二重取りはできないため、注意しましょう。

たとえば、妥当な慰謝料が200万円の場合、合計金額が200万円になるよう請求する必要があります。両者から200万円ずつ、合計400万円を支払ってもらうことはできません。

夫の浮気で慰謝料請求するなら弁護士に相談を

夫の浮気で慰謝料請求することをお考えであれば、弁護士に相談するのがおすすめです。

弁護士に相談すれば、ご状況に合わせて証拠集めや今後の対応について具体的なアドバイスをしてもらえます。相手方との交渉や書面の作成なども一貫してサポートしてもらえるため、安心です。

離婚を考えた場合にも、財産分与や養育費などの離婚条件の交渉や取決め、合意書の作成などを一貫して任せることができます。

時間的・精神的な負担を軽減しスムーズに手続を進めるためにも、一人で悩まず、まずは弁護士に相談してみてください。

まとめ

夫が浮気している場合、行動や発言、身だしなみなどに兆候が現れる場合があります。
しかし、あやしいからといって突然夫を問い詰めると状況が悪くなってしまうおそれがあるため、まずは浮気の証拠を集めましょう。

証拠によって浮気(不貞行為)の事実が明らかになった場合、浮気相手や夫へ慰謝料を請求することができます。
夫婦関係を修復するか、離婚するかによって慰謝料を請求する相手や慰謝料の金額が変わるため、ご自分がどうされたいのか、しっかり検討しましょう。

浮気の慰謝料請求をお考えであれば、弁護士に相談するのがおすすめです。
アディーレ法律事務所なら、浮気・不倫の慰謝料請求に関するご相談は何度でも無料ですので、まずは一度ご相談ください。

また、アディーレ法律事務所では離婚の相談も受け付けています。詳しくは、「弁護士が教えるパーフェクト離婚ガイド」もあわせてご覧ください。

監修者情報

弁護士

池田 貴之

いけだ たかゆき

【Xアカウント】
@ikeda_adire_law

資格
弁護士
所属
第一東京弁護士会
出身大学
法政大学法学部、学習院大学法科大学院

私が弁護士を志したきっかけは、日常生活の中で時々、法的な問題に直面することがあったことです。法律というものは難解なものであると思われている側面が強いと思います。私も勉強するまでは、ちょっと近づきがたいものだと思っていました。しかし、弁護士となったからには、依頼者の方が何に悩んでいて何を求めているのかをしっかりと共有し、少しでも分かりやすく法的な問題点をご説明し、今後どのように問題解決に向けていくことが出来るのかを一緒に考えていきたいと思っております。

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※2024年11月時点。