浮気・不倫の慰謝料問題を弁護士に相談するならアディーレ法律事務所

同窓会キッカケで夫の浮気・不倫が発覚!どうしたらいい?

同窓会の場で出会ったことから、浮気・不倫に発展するケースは多いです。
同級生とは、昔からの友人ということもあり、気心が知れているため、距離を縮めることが簡単なのです。
また、昔の恋愛感情を思い出し、そこから浮気・不倫が始まる傾向もあります。
もし、浮気・不倫相手が、「既婚者だけど、ワンナイトならいいや」、「結婚しているのはわかっているけど、バレないだろうし、体の関係になってしまおう」と思って誘ってきていたら、許せませんよね。

「二度と同じ過ちを繰り返さないように、夫に注意したい!釘を刺したい!」「浮気・不倫相手にも、バレていることを伝えて、二度と浮気・不倫をさせないようにしたい!」「とはいえ、どうしたらいいのか…」。お一人で考えるのは難しいものです。

そこで、このコラムでは、“どうやって法的な意味で反省をさせるか”、“事前に準備しておきたいこと”、などについて、弁護士が丁寧に教えます。

この記事を読んでわかること

  1. 同窓会で夫の浮気が発覚した!まず何をすればいい?
  2. 慰謝料請求ができる場合とは?
  3. 慰謝料請求の流れについて

浮気・不倫相手に慰謝料請求をする前に取るべき行動とは?

「同窓会で一時的に盛り上がっただけかもしれないけれど、夫も浮気相手も許すことはできない!」「場合によっては、浮気・不倫相手に法的請求をしたい!」という方。奥さまのお怒りはごもっともですが、いきなり行動を起こさずに、まず、対応の手順を知っておくことが得策です。

(1)中立的な立場の相談者を探しましょう

「同窓会から帰ってきてから夫の様子がおかしい!誰かとコソコソ連絡を取っているようだ!もしかして浮気…?」
まずは信頼できる人に相談してみましょう。勘違いで大ごとにしてしまう前に、冷静に話を聞いてくれる友人に話を聴いてもらいましょう。
また、「自分の考え過ぎ」なのか、「本当に怪しい」のか、を判断するために、第三者の冷静な意見も聴いてみるとよいでしょう。

(2)浮気・不倫の証拠を集めましょう

「本当に怪しい」ということになれば、夫や浮気・不倫相手と今後交渉する場合に備え、証拠を集めておきましょう。
同窓会をきっかけに浮気・不倫をする場合、LINEやインスタ等のSNSでのやり取りが増えます。また、急に外出が増えることもあります。
ですので、SNSの相手が誰なのか、どこに出掛けているのか、などを調べてみましょう。そして、浮気相手を特定し、浮気相手の連絡先を掴んでおくことが重要です。

もちろん、一晩だけの肉体関係(=ワンナイト)の場合、その後に関係が続いていないならば、証拠は掴みにくいといえます。とはいえ、あきらめずに、LINEでのやり取りやほかの証拠を探してください。「あの日のことは秘密にしよう」など書いていたら怪しいですね。

(3)調べていることを気付かれないように行動しましょう

「証拠はないけど、なんとなく怪しい…」。そんなはっきりしない状態で、夫に対して、「今日は、どこに行くの?」とか、「誰とラインしているの?」などと、しつこく質問するのは止めておきましょう。怪しまれていると夫が気付いた場合、以下のような行動を取る可能性があります。

  1. 浮気・不倫の証拠という証拠をすべて消してしまう
  2. 浮気・不倫相手の連絡先や名前、住所につながる情報をすべて消してしまう
  3. 浮気・不倫相手と口裏合わせをする

証拠隠滅をされてしまうと、慰謝料請求が難しくなることがあります。確固たる証拠を掴むまでは、我慢して状況を見守るようにしてください。

夫に事実確認をする前に知っておきたいこと

浮気・不倫の証拠を掴んだら、夫に事実確認(事実関係の確認)をしましょう。このとき、第三者を入れて話し合うのも効果的です。
ここでは、事実確認をするにあたって、事前に知っておきたい対応方法などについて解説します。

夫に確認もしくは伝えておくべき内容3つ

冷静に、夫に対して下記を確認する、または伝えましょう。

  1. 夫が浮気・不倫を否定した場合は、自分が持っている証拠を示して浮気の有無を確認しましょう
  2. 次に、「浮気をやめてほしい!」という気持ちを伝えましょう
  3. 夫が浮気・不倫の事実を認めたならば、続いて、浮気相手の連絡先を聞き出しましょう

また、浮気を否定したり、浮気・不倫相手の連絡先を教えようとしなかったりする場合は、下記のように対応しましょう。

夫が素直に応じない場合のおもな対応方法2つ

「ただの友人だ」と言い張る場合

夫に事実確認をしても、浮気・不倫を否定し、「ただの友人だよ」と言い張ることがあります。
この場合、「ただの友人なら、私が挨拶してもいいよね?」という切り返しが有効です。これを拒否したら怪しいですから、ちゃんと問い詰めて事実を確認しましょう。

浮気・不倫は認めたが「自分で連絡する」と言い出す場合

夫が浮気・不倫を認めつつも、浮気・不倫相手へ自分で連絡するから、連絡先は教えないと言い出す場合があります。 この場合、連絡先を教えないというのは、浮気関係を継続するつもりがあるかもしれません。 そのため、最低でも、「〇〇〇〇(浮気相手氏名)と肉体関係を持ちました。」という書面を作成したり、録音で残したりするなどして証拠を残しておきましょう。 夫を信じるのもよいですが、あとから、「浮気関係が続いていた!」という事態になったときに言い逃れできないように、証拠を取っておくのがよいでしょう

浮気・不倫相手に釘をさす

夫が浮気・不倫の事実を否定したり、「浮気相手には連絡しないでほしい」と懇願してきたりする場合、自分に都合よく嘘をつくなどして、妻に浮気がバレたことを浮気相手に隠そうとしている可能性があります。
このように、夫に浮気・不倫相手をかばう気持ちが少しでも残っているならば、きちんと対処して、確実に関係を断たせることが重要です。
浮気・不倫相手の連絡先がわかる場合には、あなた自身が浮気・不倫相手に連絡し、浮気相手に浮気の事実がバレていることを伝え、今後浮気をしないように釘をさしましょう。もしくは、自分の目の前で、夫に浮気・不倫相手へ電話してもらうというのもよいと思います。

ただし、一度連絡すると、証拠を消されてしまったりして、あとで慰謝料請求をすることができなくなる場合があります。そのため、証拠が十分とは思えない段階ならば、まだ連絡しないほうがよいでしょう。
なお、「慰謝料請求するための証拠が十分かわからない」、「自分で連絡するのが怖い」という場合には、弁護士などの専門家に任せるのもおすすめです。

浮気・不倫相手から慰謝料を取るには?

浮気・不倫相手に対して「夫との関係をやめてほしい」というだけでは弱いと感じる場合、相手にちゃんと自分のしたことを反省させ、法的責任が生じているのだということを理解させるという意味で、浮気相手に慰謝料請求という方法があります。

どのような場合に慰謝料が取れるのか?

慰謝料を請求するためには、「相手が既婚者とわかっていながら、肉体関係を持った」ことが必要になります。
ただ、浮気相手によっては「結婚していると知らなかった」と反論してくる場合もあります。
この場合、「慰謝料請求できないのか?」と疑問に思われる方もいらっしゃるかと思いますが、諦めてはいけません!この点が争われた裁判で、“結婚していたと知りえたならば責任は発生する”という判断が出ることも多いので、請求できる可能性もあるのです。
ただし、この点は法的判断が必要となるので、一度弁護士に相談することをおすすめします。

浮気・不倫の慰謝料の相場ってどれくらい?

慰謝料額には「裁判上の相場」があります。
浮気の発覚後、婚姻を継続する場合は数十万円から100万円くらい、離婚の場合は100万円から200万円くらいとなります。
ただ、相手が応じるならば、裁判上の相場より高額な慰謝料を支払ってもらえる場合もあります。

浮気・不倫の慰謝料請求の流れについて

慰謝料を請求する場合、まずは穏便な話合いでの解決を目指すため、示談交渉を行います。交渉の結果、合意に至った場合、合意書というものを作成し和解します。
もし、話合いで決着できなかった場合には、裁判手続へ移行します。

【まとめ】浮気・不倫の慰謝料請求なら無料相談ができるアディーレの弁護士におまかせください

いかがでしたか?
「夫の浮気をやめさせたい!」、「浮気・不倫相手に慰謝料を請求したい!」
そう思ってもどうすればいいかわからないという方は、ぜひこのコラムの内容に沿って行動してみてください。それでも、「やっぱり難しい…」、と思われたなら、ぜひアディーレにお電話ください。アディーレは何度ご相談いただいても、相談料無料です。浮気・不倫問題に詳しい弁護士が多数所属しており、お力になれると存じます。お気軽にご相談ください。

監修者情報

弁護士

池田 貴之

いけだ たかゆき

【Xアカウント】
@ikeda_adire_law

資格
弁護士
所属
第一東京弁護士会
出身大学
法政大学法学部、学習院大学法科大学院

私が弁護士を志したきっかけは、日常生活の中で時々、法的な問題に直面することがあったことです。法律というものは難解なものであると思われている側面が強いと思います。私も勉強するまでは、ちょっと近づきがたいものだと思っていました。しかし、弁護士となったからには、依頼者の方が何に悩んでいて何を求めているのかをしっかりと共有し、少しでも分かりやすく法的な問題点をご説明し、今後どのように問題解決に向けていくことが出来るのかを一緒に考えていきたいと思っております。

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※2024年10月時点。